厚生年金の改正案、女性や非正規を中心に検討

年金の法律改正について、厚生労働省は社会保障審議会の年金部会を1月21日に開きました。
報告書の中で、法改正を目指すものと、見送るものを検討しています。

  • 自営業者や非正規社員向けの国民年金で、出産前6週間と出産後8週間の保険料を免除する。(厚生年金ではすでに免除されいる産前産後期間にあわせようとするもの)
  • 被保険者500人以下の中小企業のパートも厚生年金に入れるようにする。(平成27年10月から、501人以上の企業に限り、週20時間以上働く年収106万円以上の社員が厚生年金に強制加入することが決まっている。これを労使の合意があれば500人以下にも広げようとするもの)
  • 年金支給額の見直しを実質賃金が下がったとき等で行いやすく。
  • 支給開始年齢の引き上げや、保険料負担年齢の引き上げは見送られる模様。

年金部会で配布された資料をまとめておきます。

年金部会による議論の整理(案)
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000071658.pdf
これまでの議論の整理
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000071662.pdf
年金部会による議論の整理
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-12601000-Seisakutoukatsukan-Sanjikanshitsu_Shakaihoshoutantou/0000071665.pdf