経団連会長「賃上げ、前向きに検討を」 労使フォーラム

主要企業の労使関係者が賃上げや雇用について議論する経団連の「労使フォーラム」が26日から始まっています。

日本経済新聞、NHKニュースなどメディア各社による榊原定征経団連会長の発言をひろってみると、

「収益が拡大している企業には賃金の引き上げについて前向きな検討をお願いしたい」

「経済の好循環の2巡目をしっかりと回すため、一歩前に踏み出した対応が必要だ」

「デフレ脱却の主役はわれわれ企業なのだという自覚と認識の下で、賃上げにつなげていくよう最大限の努力をお願いする」

と話したようです。主要企業に向けて今年も引き続き賃上げを前向きに検討するよう発言があったようです。

 

一方で、連合古賀会長は

「ベアで前年比2%以上、定期昇給と合わせて4%以上を求める」

ベアの要求幅は昨年の春季交渉よりも1ポイント上積みで、傘下の産業別労組も2%に相当する月6000円のベアを求めているようです。