厚生労働省 平成25年度個別労働紛争解決制度利用発表

「平成25年度個別労働紛争解決制度施行状況」が公表されました

厚生労働省は、5月30日に「平成25年度個別労働紛争解決制度」の施行状況をまとめました。

「個別労働紛争解決制度」は、個々の労働者と事業主との間の労働条件や職場環境などをめぐるトラブルの未然防止や早期解決を支援するもので、「総合労働相談 *1 」、労働局長による「助言・指導 *2 」、紛争調整委員会による「あっせん *3 」の3つの方法があります。

平成25年度は、前年度に比べて、総合労働相談、助言・指導、あっせんのいずれも件数が減少しました。ただし、総合労働相談の件数は6年連続で100万件を超え、高止まりしています。 また、総合労働相談のうち、民事上の個別労働紛争の相談内容では「いじめ・嫌がらせ」が59,197件と、2年連続で最多となりました。

*1 「総合労働相談」: 都道府県労働局、各労働基準監督署内、駅近隣の建物などに、あらゆる労働問題に関する相談にワンストップで対応するための総合労働相談コーナーを設置し、専門の相談員が対応。
*2 「助言・指導」:民事上の個別労働紛争について、都道府県労働局長が、紛争当事者に対して解決の方向を示すことにより、紛争当事者の自主的な解決を促進する制度。
*3 「あっせん」:紛争当事者の間に、弁護士や大学教授など労働問題の専門家である紛争調整委員が入って 話し合いを促進することにより、紛争の解決を図る制度。双方から求められた場合には、両者が採るべき具体的なあっせん案を提示する。

続きは、こちらの厚労省のページでご覧下さい。

8月11日「山の日」に=16年から、改正祝日法成立へ

祝日の増加が決まりそうですが、喜ぶ人、あまり歓迎しない人の言い分がそれぞれありそうです。山は景色としても登っても楽しめて、治水や生活環境の安定にも欠かせないもの。
さて、祝日を所定休日と就業規則で定めている会社は、年間の所定労働時間が減ることになります。時間外手当等の基礎単価を年間所定労働時間から計算している企業は法施行後には、改めて計算に間違いがないか確認が必要ですね。

*2016年から8月11日を「山の日」に定める改正祝日法が23日の参院本会議で、与党と民主党などの賛成多数で可決、成立する。8月の祝日は初めて。[時事ドットコム]
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014052300055

労働法のブラッシュアップ講座

「平成26年度・第63回東京労働大学講座 総合講座」後期を受けてきます。会場でお目にかかったら声をかけてください。

講義は4月から始まっていますが、私が参加する「労働法」部門は6月6日の夜からです。「現代の労働問題を学習するのに最適なトピックス31課目を精選して編成。当該分野の第一人者による最高・最新の講義。」という案内に反応して申込みました。

その分野の著名な専門家に講義いただけるので、楽しみです。
週に2~3回ありますから、スケジュール調整と体調を万全にして、吸収してきたいと思います。

開講期間:6月6日~7月15日
会場:東京大学
http://www.jil.go.jp/kouza/sogo/index.htm

「ほぼマンスリーニュース」vol.211

 連休の初日です。皆様どのようにお過ごしでしょうか。

今回の「ほぼマンスリーニュース」は、雇用保険法の育児休業中の給付や教育と再就職 の給付拡充についてです。

2014年4月と10月に雇用保険法の一部が改正になります。社員が受けることができる育児休 業中の給付や教育と再就職の給付が拡充されます。 なお、このことについて事業主が負担する雇用保険料の増加はありません。

社員が利用する ことを申し出てくることがありますから、休業の承認や人材配置の配慮や、受給手続きが必 要となります。ですから、知っておきたい改正のひとつです。

続きは、こちらでお読みいただけます。 ワンズライフコンパスのホームページにアクセスしてご覧ください。 http://www.1s-of.com/mailmagazine/26042014.html

セミナー:人材マネジメントの必要性

4月初めに、国家資格者の交流団体にて、「人材マネジメントの必要性 ~士業事務所のマネジメントと関与企業へのアドバイス~」をお話しする機会をいただきました。

2時間のご依頼でしたので、

  1. なぜ人材マネジメントが必要か
  2. 募集を始める前に
  3. 採用をするとき何が必要か
  4. 就職する人の志望動機
  5. ますます重要になる就業規則とは
  6. 労働条件 その1法定の労働条件(条件の明示・賃金・社会保障)
  7. 労働条件 その2キャリアアップとモチベーション
  8. 退職する人の言い分からマネジメントを振り返る

などをお話ししました。

士業事務所へ就職を希望する人の中には、将来独立したい人や大きい組織で安定収入を得たい人など、多様な動機を持っています。採用する側から考えれば、互いの思いが一致しているかどうかをよく話し合ったうえで採用を決定することも大事ですね。という感想をいただきました。

新年度

朝の通勤途は、もっぱら自転車です。

4月になったら、春の交通安全週間だからでしょうか、交差点にボランティアの交通整理をしている人を見かけます。いつもの地元の「緑のおじさん、おばさん」に交じって、出勤前のお父さんが交通安全の旗を持って緑のおじさんデビューをしているほほえましい光景に会いました。

そのお父さん、スーツ姿で、緑のおじさんがおわったら、フレックスタイム出勤を使って、会社へすぐ通勤という装いです。傍らにはもちろん通勤バックも。

おそらく、小学生の両親が交代で当番制でまわしているのでしょうけれど、少し前の記憶をよびさますと、お母さんたちが登場していましたよね。共稼ぎだったりすれば両親のうち、お父さんかお母さんが登場となるわけで、時間の融通がついたお父さんが登場したのでしょうね。とりたてて言うまでもないのでしょうが新鮮です。

持続可能な社会保障制度とは

社労士 山手統括支部 の研修に参加してきました。
記録的な積雪から2日後ということもあり、土日にやるべき事務所仕事が山積みなのが気になりましたが、やっぱり出てみるとタメになる話が満載でした。

昨年成立した、
「持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律」についてそこに至る背景と、社労士に期待されることを

参議院議員 武見敬三氏から、お話していただきました。

事前の情報で、医療費給付財源負担の公平性が、わが国ではまだ完全でない。一部の人が得なのではないか。
という持論をお持ちと聞いていたので、そこの部分に話が及ぶかと思いましたが、今日は、やんわりかわしておられました。

財源負担の公平性については、一部の議員さんが、「大企業等の健康保険組合の保険料が、協会けんぽよりも安いのは不公正である」と提言されており、そうは思わない私は、かねてからこのお考えがどのような見地から述べられるのかが知りたいと思っておりました。

今日は具体的に話されませんでしたが、一部の方々がおっしゃっていることをまとめると、給付は誰でも公平に受けられることに近づいているが、サラリーマンの間で保険料の負担に差があるのが、不公平ではないかという提言だそうです。

社会保障の分野では、公平性をどう考えるかについて多様な考えができますから、制度設計は難しいものです。そのなかでも多くの国民が納得する説明ができる制度設計が必要だと考えています。私にとってもこれは引き続き考え続けるテーマです。

首相官邸のホームページでも経過が読めます。
http://www.kantei.go.jp/jp/headline/syakaihosyou2013.html#c1-2

武田、大うつ病治療薬 米で発売 デンマーク社と

今朝の日経新聞で、治療薬の米国販売開始の記事がありました。
「大うつ病」はアメリカ精神医学会が定めた精神疾患の診断基準DSMの分類名です。

武田薬品工業とデンマークの製薬企業ルンドベックは22日、大うつ病の治療薬「ブリンテリックス(一般名ボルチオキセチン)」を米国で発売したと発表した。成人向けで、憂うつな気分や興味の喪失などの症状の改善効果があるとされる。
大うつ病は治療法が確立されておらず、同製品が有力な治療薬になる可能性がある。1日1回、10ミリグラムを目安に経口投与する。脳の神経伝達経路に作用し、伝達に関係する物質の流れを適正にして症状を改善する。