女性のクールビズ

晩夏、今頃になってという話題ですが、やはり気になります。
節電対策で訪問先の会議室もクーラーをやや控えめにしていますし、外は暑い。
そうなると、私も含め外回りをする仕事人は、夏を快適に過ごす服装を工夫してやっと8月も末になったのです。

このところ新聞のちょっとしたマナー講座に書かれていたり、昨日は近くで話題にもなったこと、
女性のクールビズ。

たとえば営業女性社員です。

ジャケットを着ないときは襟つきシャツならOK。
女性のサンダルはOKだけれど、ストッキングは着用。
襟なしならばTシャツはダメだけれど、カットソーはOK(違いは微妙・・)。などなど
企業の社風や営業方針で夏の服装基準を決めている会社が多いと思います。ただし、性別をわけて発表しているのでしょうか。

さて、話題になったのは、女性の襟つきシャツスタイルはOKだけれど、酷暑でだんだん薄物になってきてること。

シャツが涼やかな薄手で、下に重ねて着ているものや肌の色が透けて見えるスタイルは、やっぱり駄目と言いたい。
襟やそで口が大きく開いていて、重ね着しているものが見えるシャツも好ましくない。どうやって伝えればいいか男性上司が困っている。
ということでしたが、やはり、個別に注意する前に「当社の夏の服装基準を公表する」というところからお願いしようということになりました。

要するに気にしているのは、営業品位の問題とセクハラ発言やパワハラ発言に抵触しないかというバランスで、服務規定の一環でもあり、大切な労務管理の問題なのです。

たとえば、環境省は「環境省のスーパークールビズの可否」というのを公開しています。
今年は、TシャツやジーンズもTPOに応じた節度ある着用に限り可能らしいいので、この基準が一般企業の営業社員にも通用するとは言えませんが、基準のまとめ方の参考になりますね。
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=20032&hou_id=15269