トヨタ自動車がベースアップ(賃金の底上げ)を月4千円で決着することに続き、日産自動車はベースアップに相当する賃金改善要求に月5千円で回答する見通しになったようです。
日産自動車は、前年の月3500円を大幅に上回り、自動車・電機などの大手製造業では最高水準になるとすることで事実上決着しており、産業界をけん引する自動車大手2社が相次ぎ高水準のベアを実施します。
2015.3.17日経新聞によると、
労働組合は経営側に昇給原資となる1人あたり月12,000円の賃金改定原資(うちベア相当の賃金改善は6千円)と年間一時金5.7カ月分を要求していており、
経営側はこのうち、ベア5千円相当を含む1人あたり賃金改定原資11,000円を回答する方針。賃上げ額の合計が10,000円を超える高水準になるのは1990年代以来とみられる。一時金については満額回答する。とのことです。