厚生労働省の労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の分科会が6月5日に開催されました。
残業時間の上限規制などを盛り込んだ報告書が近日厚労省のホームページでも公開されると思います。
この会のもうひとつ前の5月30日の資料がすでに公開されており、時間外の上限規制については、
月45時間、年間360時間とすることが適当で、
労使が合意した臨時的な六別の事情がある場合の特例は、年間720時間で
- 休日を含み2か月ないし6か月平均で80時間以内
- 休日を含み単月で100時間未満
- 原則である月45時間(1年単位の変形労働時間制の場合は42時間)を超えられる回数は年6回まで
が適当とされていました。
この中の休日労働の削減を義務にするか、努力義務にするか議論がなされて報告書に書かれたようです。資料が公開されましたら改めて取り上げたいと思います。
5月30日労働審査会の資料はこちら