株高と、円安などの環境改善の影響で、2013年の公的年金の運用益は過去最高の約18兆円となり、12年(約9兆円)から倍増した見込みとのことです。
公的年金が高齢化による給付増で積立金を2009年度から毎年3兆~6兆円を取り崩してきたのですが、その4年分の取り崩し額にほぼ見合う運用益を1年で稼いだようです。国の経済力が強いか弱いかで、こうも違ってくるというのですね。安定的に改善されることは、将来の安心につながり、現役時代の消費に活気が出てくるでしょう。
[参考]
国民年金と厚生年金の約120兆円の積立金は年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が運用している。
13年の運用利回りは過去最高の約18%に達する見込み。
ニュースのソースは、日経新聞2014年1月10日付け朝刊より