ハローワークによると、ハローワークインターネットサービスに求人情報を掲載している事業主に対して、求人広告サイトなどへ誘導するメールが届くことがあり、中には悪質な案内もあると情報が寄せられているとのことです。
問題になるのは、最初一定期間が無料であるとしながら、有料へ移行し高額の請求が届く悪質なケースです。紹介されている事例によると、サービス説明のチラシには、最初は無料ですが、一定期間経過後に有料サービスに移行する説明が掲載されているが、無料の触れ込みに対してかなり小さい字で有料への移行が説明されているケースがあるようです。
求人広告サイトの利用においては、事前に広告料金や掲載期間、無料掲載期間終了後の料金、解約方法などをきちんとご確認ただいたのちに契約をするように呼びかけられています。
もちろん適正な求人広告サービスも沢山あります。ただし、無料で目を引く広告には注意が必要です。
適正な事業者は、求職者が検索すると上位に表示される何らかのウェブ検索対策をしている傾向にありますから、募集対象者が検索しそうなワードで検索してみて、例えば、求人広告,事務職転職,エンジニア転職,年収○○万円,テレワーク等で検索してみて、検索結果に表示される事業者かどうかを試してみることも有効だと思います。
ハローワークが注意呼びかけをしているリーフレット を参照ください。
https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/kyuujinkoukokutoraburu.pdf