年金機構への届出_FD_は終了に

社員が入社した時や退職した時など、健康保険と厚生年金の適用関係の届出を日本年金機構へ提出しなければなりません。

書類に変わるものとして従来は、フロッピーディスクにデータを入れて届け出ることができましたが、記録媒体の生産終了によって、平成26年9月末で使えなくなります。

これにより、届け出る方法は、

  1. 所定の書式
  2. CDやCVD
  3. 電子申請

ということになります。

弊所は、電子申請を基本に使っております。

ところで5年ほど前、企業人事部長に、電子申請をお勧めしましたら、渋い顔をされました。その企業は、一部上場企業の子会社です。当時は、人事部のスタッフが年金機構への届け出実務をしており、人事部長は私が会社勤めをしていたころの先輩です。

そこで、どうして電子申請をしないのかと聞きましたら、「営業と違って外出が少ない人事部スタッフは、役所へ書類を持っていくのが、いい息抜きになっているんだよね。それくらいの時間があってもいいかなア。。。」とか。そういものなのでしょうか。

 

さすがに組織統合をくりかえし、間接部門はスリムに再構築されているそうです。手続の方法も効率化されていることでしょう。ただ、その後どうなったのか、詳しくはわかりません。なぜ現状がわからないかというと。。。その先輩も、組織再構築の時に、ほかの会社へ異動しているので、効率化後の手続き方法を聞けないのです。でも、異動先でまた活躍されているのは、間違いないですね。