機械にまきこまれた従業員の死亡事故

新聞各社の情報によると、奈良市南庄町の木材リサイクル会社で、木材粉砕の機械にまきこまれ従業員の死亡事故が起こったようです。この会社は2工場で5日までの約1か月間に、男性従業員3人が破砕機に巻き込まれるたり、作業の車両に挟まれるなどして死亡していたことが、わかっています。

奈良県警は、安全管理上の問題がなかったかどうかについて、関係者から事情を聞いて原因などを詳しく調べているとのことです。関係の方々にお見舞いを申し上げたいと思います。

事業主には安全配慮義務があります。機械を使う作業については、機械そのものに、巻き込まれ防止などの安全装置が施されるようになってきています。今回の現場でどのような機械が使われて、安全教育がなされていたかは、これからの捜査によるところですが、企業において安全対策を今一度見直すきっかけにしたいものです。

職場の安全を日ごろから助言する活動を続けていきたいと、改めてわたくし個人も気を引き締める思いです。