総務省が発表している家計調査は、ライフイベントセミナー/年金/資産形成などで良く引用されている資料です。
私が引用するときであれば、年金制度や(個人型や企業型の)確定拠出年金のセミナー、時にはワークライフバランスとお金の関連でも引用する資料です。
無収入夫65歳、妻60歳の家庭の平均的と言われている支出と収入額を現したものです。
セミナーでは、自身の設計をするときには大変参考になります。
平均的なモデルに設定しているものと、ご自身の職業キャリアや家族環境によって差が出ますから、この資料を参考に自分の設定で金額を試算することをお願いしています。例えば、支出の項目は、過去の家計簿等の実績から金額を積み上げます。きちんと家計簿をつけていなくても、これから数か月の実績を把握することで、試算額がより具体的なものになります。
年金は社会保障の一つで、老後という状況において国民で収入の面から支えあう制度です。これから受給年齢になる人は、年金だけで生活を設計しようと決めている方は、それほど多くないと思いますので、自分の設計をすることが大切なのは言うまでもありません。
そのように使っていただきたい資料です。